2021年03月13日

親知らずがあると何が問題なのか

抜いた方がいいと歯医者さんですすめられたけど、まだ抜いてない親知らずがお口の中にありませんか。問題のある親知らずは、ただ炎症を起こして痛みが出るだけではなく、物を噛むのに重要な一番奥の第2大臼歯という大事な歯を失う原因になってしまうんです。
まず親知らずというのは一番奥にある8番目の歯ですが、現代人は顎が小さくなっているため親知らずがしっかり生えることが難しく、横向きに生えたり傾斜して生えたりします。そうした親知らずは、生えようとして隣の奥歯を押して傷めたり、隣の歯との隙間に汚れをため込んで、虫歯や歯周病を起こすトラブルメーカーとなります。問題になる親知らずをだましだまし放置して過ごしていると、親知らずが原因の虫歯や歯周病で、治療が手遅れになるほど隣の歯が傷んでしまったり、歯並びが変わり奥歯で噛めなくなったり、歯ぐきから舌の下、頬や首へと炎症が広がって蜂窩織炎という重度の炎症を起こして、入院が必要になるといったことも起こり得ます。実は年齢を重ねると、歯と骨の癒着が起きやすく、そうなると抜くのがとても大変になるため、抜くならなるべく若い頃に、深刻な状態になる前に抜くことをおすすめします。
親知らずの抜歯の処置についてですが、まず、親知らずは骨の中に埋まっている部分が多いので、顎の骨を削って頭を出して抜かなければいけません。さらに、横向きに生えていたりすれば、歯を割って抜く必要があります。そのため、処置の時間も30分から60分程度かかり、抜いた後の腫れや痛みも大きく生じることがあります。抜歯というよりも、小外科を受ける、という言い方のほうが、実際の処置に近いです。親知らずが深く埋まっている、歯根が抜きにくい形に曲がっている、骨を抱き込むようになっている、歯根の先のすぐ近くに太い神経が通っている、など、難症例も様々です。それらの状態を正確に把握するためには、CTで三次元的なレントゲン画像の評価をすることが重要です。抜いた後の痛みは患者さんごとに個人差がありますが、通常の回復の経過を辿れば痛むのは2〜4日程度です。しかし、抜歯後数日して、むしろ痛みが強くなってきたという場合は、ドライソケットと呼ばれる状態になっている可能性が高いです。ドライソケットとは、抜歯した部分が、骨からの出血が少ない体質などの影響で、骨が剥き出しの状態になると、ひどく痛みが続くいてしまう状態で、その場合は歯医者さんでしっかり洗浄したり、軟膏を塗ったり抗菌薬を服用することで、1〜2週間ほどで治っていきます。
もし強い炎症が起きて痛みが出てしまい、親知らずを抜こうと思っても、炎症が起きていると麻酔が効きづらかったり、抜いた後の治りが悪くなったりします。もしもひどい炎症が起きたら、その時は覚悟を決めて抜こうと思っている方もおられるかもしれませんが、むしろそういう時の抜歯は避けなければいけません。それだけに、悪化してしまう前に抜いておくことが重要です。時間に余裕ができた時、体力のある時こそ親知らずを抜くチャンスです。まずは歯医者さんで、自分の親知らずの状況をしっかりと確認することをおすすめします。
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posted by あじでん君 at 11:28| Comment(0) | 歯の豆知識