2019年05月31日

似てるけど違う、洗口液と液体ハミガキ

歯ぐきの腫れが気になって、歯周病予防にマウスウォッシュを使おうと思うが種類がたくさんあるのでどうやって選べばいいかわからない、という質問がありました。
お口の健康を気づかって、新たに洗口液を毎日のケアに取り入れようとされることは素晴らしいことです。
ただ、液体タイプのオーラルケア製品を選ぶときには、まずそれが「洗口液」であるか、それとも「液体ハミガキ(液体歯磨)」であるかにご注意ください。
洗口液も液体ハミガキも、同じようなボトルに入っていて、ドラッグストアなどでは同じ棚に並んでいますので、この2つを混同して使っているかたが意外に多いんです。
洗口液は、基本的には「歯みがきをしてから使う」、液体ハミガキは「使ってから歯みがきをする」というように、使う順番が全く逆です。液体ハミガキは、その名のとおり「液体状の歯みがき剤」ですから、歯をみがく前に使うんですね。
とはいえ、製品のラベルには、マウスウォッシュ、デンタルウォッシュ、デンタルリンス、オーラルリンス、マウスリンスといった表記はされていても、洗口液なのか液体歯みがきなのかは目立つように書かれていないことがよくあります。ですので、「どれが洗口液で、どれが液体ハミガキなの?」とわからなくなってしまうのは無理もないのです。でも心配ご無用。ラベルの四角で囲まれた部分にしっかり記載してあります(成分表示の近くに書かれていることが多いです)。
液体ハミガキの推奨される使い方は、すすいでお口の中に行き渡らせたあと、歯みがきをします。表示の例として、「液体ハミガキ」または「液体歯磨」、製品名には「デンタルリンス」と表記されていることが多いです。
洗口液の推奨される使い方は、毎日の歯みがきにくわえ使用します。歯みがき後や就寝前の使用がおすすめ。表示の例として、「洗口液」、製品名には「マウスウォッシュ」、「オーラルリンス」と表記されていることが多いです。
同じブランドの製品でも、製品によって洗口液だったり液体ハミガキだったりすることもあるので、ラベルのチェックはお忘れなく。
mouthwash.png




保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。
posted by あじでん君 at 19:18| Comment(0) | 歯の豆知識

2019年05月18日

入れ歯にも歯と同じようにプラークはつくの?

現代の歯科治療は、治療材料や器械などの進化にともない、十数年前と比べると圧倒的に歯を抜く必要が少なくなりました。昔ながらの、「おじいちゃん、おばあちゃんになったら歯を全て失って総入れ歯」という時代は終わりました。
しかし一方ででは、部分入れ歯の装着者の割合は、50歳代で13%、60歳代で27%、70歳代で40%と年齢とともに増えていますし、歯周病の有病率も高齢化しています。
高齢になるほどお口の中で歯周病と部分入れ歯が混在しているわけなのですが、ここで「えっ?なぜ歯周病という“疾患”と、部分入れ歯という“道具”を同じ扱いにするの?」と思われましたか?この2つ、決して無関係ではありません。
キーワードは、「デンチャープラーク(入れ歯のプラーク)」入れ歯にもたくさんの細菌が住んでいて、全身に悪影響を及ぼしかねないのです。
歯周ポケット内のプラークは、嫌気性菌で構成され、空気のあるところでは繁殖できません。しかしデンチャープラークは、通性嫌気性菌やカンジダ菌(カビの一種)で構成され、むしろ少し空気のある環境の方が繁殖しやすく、歯周ポケットにはいない菌が増殖するなど、入れ歯特有の細菌叢を示します。っこうした菌により、時間の経過とともに成熟して病原性が増し、さまざまな疾患をまねく可能性があります。
入れ歯にプラークがたまっていると、入れ歯が細菌のリザーバー(貯蔵庫)となります。すると、入れ歯の床があたる粘膜に口内炎ができたり、入れ歯が隣接する歯や、クラスプ(バネ)がかかる歯に根面のむし歯が生じやすくなります。また、舌炎、口角炎や口腔咽頭カンジダ症だけでなく、細菌が全身へ伝搬して、誤嚥性肺炎や消化器系感染を引き起こしかねません。
このような理由から、ご自分の歯と同じように、入れ歯のプラークコントロールも非常に大切です。部分入れ歯は、床、人工歯、金属のバー、クラスプなど非常に複雑な構造をしています。とくにレジン製の床は、肉眼では見えない細かい穴が空いているため、細菌の格好のすみかとなるほか、床の周りには唾液による自浄作用が働きにくいので、余計にプラークがたまりやすくなります。
入れ歯の床はプラスチックの食器、クラスプは金属のスプーンと似ています。食器は、ご飯を食べたらすぐに洗います。そのままで次の食事に使う人はいないですよね。
入れ歯も同じで、「使ったら洗う」=「デンチャープラークを除去する」ものです。ブラシでみがかず夜寝るときに入れ歯洗浄剤に漬けるだけ、という患者さんもときに見受けられますが、これはNG。できれば毎食後、外して洗ってください。その際は、義歯用ブラシで物理的にプラークを除去することも忘れずに。
なお、入れ歯洗浄剤には入れ歯の材料との相性がありますので、歯科医院でご自分に合ったものを選んでもらいましょう。
ha_ireba_character.png




保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。
posted by あじでん君 at 08:37| Comment(0) | 歯の豆知識

2019年05月05日

定期的メインテナンスはなぜ3~4ヶ月ごとに必要?

「人生50年」の頃は、セルフケアだけで一生もっていた歯。ところが今は「人生100年」。50年を100年に延ばすのは並大抵ではありません。現に、今でも50歳といえば、歯を失いはじめる人がぐっと増える年代です。むし歯に加え、長年放っておいた歯石が溜まりにたまり、そこに隠れた歯周病菌がジワジワと暴れはじめるからです。
むし歯は、歯がある限り、生涯にわたって縁の切れない病気ですし、歯周病のリスクは年齢とともに高まります。「人生100年」の時代に一生歯を使い続けるには、セルフケアだけでは不可能。そこにもっと何かを足す必要があります。それが、歯科医院での歯石除去と定期的なクリーニングです。
歯石除去は、金属の器具で歯にこびりついた歯石を取り除く処置。歯を削らないよう細心の注意を払っていますが、日常的に繰り返し受けて良い治療ではありません。そこで歯科では歯石の除去後、3~4ヶ月ごとにメインテナンスを受け、歯と歯ぐきのなかのクリーニングを受けていただくようおすすめしています。
歯石は、放っておくと1年もすればまたこびりつきます。つまり1年に1度の通院では、受診のたび歯石除去が必要になってしまいます。しかし、3~4ヶ月ごとに歯周ポケットをクリーニングすれば歯石の付着が格段に減り、歯石除去後の清潔な状態を、より長く維持できるのです。
もうひとつ、3~4ヶ月ごとのメインテナンスをおすすめする理由があります。それは、むし歯菌も歯周病菌も、クリーニング後3ヶ月弱で繁殖力を回復することがわかっているからです。細菌による被害を抑えるには、3~4ヶ月おきのクリーニングはギリギリのリミットです。
平均寿命が延び続けている今、一生歯を使っていくには、人生50年の頃と同じ方法を続けていてはとても無理。歯みがきの質の向上、フッ素の利用、そして歯科医院の定期的なメインテナンスでの的確な医療サポートを受けることが重要になります。
一生自分の歯でおいしく食べられるよう、歯科医院との3~4ヶ月ごとのお付き合いをはじめましょう。
kenkoushindan_monshin.png




保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

posted by あじでん君 at 10:12| Comment(0) | 歯の豆知識