2019年02月25日

赤ちゃんのためにも歯科検診を受けましょう

妊娠は女性にとってお口の健康の曲がり角です。妊娠中はお口の健康を保ちづらい条件がそろうので、お口の悩みが生じやすいのです。
この時期に歯科にかかって改善しておけば、たいていは歯科指導や小さな処置で事なきを得られます。ところが多くのかたが、お腹の赤ちゃんを気づかうあまり必要な受診を避け、お口の悩みをついそのままにしてしまいます。しかも出産後は、子育ての忙しさで自分のことは後回しに。気づいたときには大がかりな治療が必要になるほど悪化しているケースがあとを絶ちません。
ことに、出産を機に家庭に入るかたは、職場で検診を受けなくなり検診の機会が減るため、むし歯や歯周病が進行していることに気づかないまま過ごしてしまいやすいのです。
そこで私たち歯科医師は、つい自分のことを後回しにしがちな女性たちに向けて、「妊娠したら、必ず妊婦歯科検診を受けましょう!」と呼びかけています。歯科検診で自分のお口のなかの状態を知り、プロのアドバイスで口腔環境を効率よく改善したり、大ごとにならないよう小さな処置でトラブルを止めて、お口の健康を長く保っていただきたいと思っているからです。
その際、もう1つ忘れてはならないことがあります。それは、「妊婦さんのお口の健康は、自分のためだけではない」ということ。妊婦さんのお口の健康は、「お腹の赤ちゃんの育ちや、将来のお口の健康に直接的・間接的に影響する」のです。歯周病の炎症は、お腹の赤ちゃんの成長に影響し、早産にも関わります。
また、お母さんのお口のケアが不十分でむし歯菌がたくさんいると、生まれてきた赤ちゃんのお口にむし歯菌がうつりやすく、お子さんの生涯のむし歯リスクを決定づけてしまいます(もちろんこのことは、お父さんにも、おじいちゃん・おばあちゃんにも同様に言えることです)。
「母子健康手帳」をもらったら、ぜひ「妊産婦歯科検診」を受け、歯科検診のページを空欄にしておかずに活用して下さい。そして、この検診をきっかけに、かかりつけの歯科医院を持ちましょう。信頼できるかかりつけの歯科を持てば、ご自身のお口はもちろん、これから始まる子育ての中で、お子さんのお口の健康を守るための大きな支えにもなるでしょう。
最近は多くの自治体が、妊婦歯科検診の無料券を配るなど、さまざまな取り組みをしています。自治体のホームページに案内が出ていますので、ぜひ調べてみて下さいね。
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保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

posted by あじでん君 at 10:47| Comment(0) | 歯の豆知識

2019年02月12日

赤ちゃんへの影響は大丈夫?

治療を受けると気になるのが、麻酔薬や飲み薬、レントゲンの被ばく量。赤ちゃんへの影響は、薬剤の種類や妊娠期により異なります。
一般的な歯科治療でもっとも多く使われている麻酔薬リドカインは、無痛分娩や帝王切開にも使われ、妊娠全週で問題なく使用できる麻酔薬です。通常量を使っても全く問題ないとされています。一方、プロピトカインという麻酔薬には、子宮を収縮させ、分娩を促進させる作用があるため、妊娠後期の妊婦さんには使用しません。
お薬の安全性については、お腹の赤ちゃんに実際に試してみるわけにいかないため、確認されているお薬はありません。歯科では、比較的安全性が高いとされるお薬を、その効果が赤ちゃんへの影響を上回ると判断した場合に限り、最小限の処方をしています。
歯科で処方される抗菌薬のうち、比較的安全性の高いのがペニシリン系や背ファム系の抗菌薬です。ペニシリン系やセファム系の抗菌薬にアレルギーがあるかたには、マクロライド系の抗菌薬が第二選択肢となります。治療上の効果がお腹の赤ちゃんへの影響を上回ると判断される場合に、最小限を処方します。
消炎鎮痛剤において比較的安全に使用できるとされているのがカロナール、アルピニー、ピリナジン(アセトアミノフェン)です。「妊娠中比較的安全に使用できる」とされていますが(「産婦人科診療ガイドライン産科編2014」)、痛みがありどうしても必要なときにだけ、最小限を処方します。
歯科のレントゲン撮影は、歯や歯ぐきや歯を支える骨のなかに隠れていて見えないむし歯や歯周病を把握し、ピンポイントで治療をして最大限の成果を上げるために行う、とても重要な検査です。レントゲン撮影なしの治療は、暗がりを手探りで歩くようなもの。精度の高い治療が困難になってしまいます。
歯科のレントゲン撮影の放射線量は、歯科用デンタルレントゲン撮影1枚につき約0.008mSv。パノラマレントゲン撮影1枚につき約0.01mSvです。
日本に住んでいる人が1年間に浴びる自然放射線量は約2.1mSv。デンタルの放射線量はその1/262、パノラマも1/210にすぎません。私たちは毎年、デンタル262枚分の自然放射線量を浴びているわけですが、そこにデンタル1枚分が加わったとしても、262枚分が263枚分に増える程度です。
「50mSv(=50mGy)未満の放射線量であれば、お腹の赤ちゃんへの影響と被ばく量との間に関連は認められない」(「産婦人科診療ガイドライン産科編2014」)とされており、この基準とくらべても、いかに歯科のレントゲンの放射線量が少ないかがご理解いたただけるのではないかと思います。
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posted by あじでん君 at 08:39| Comment(0) | 歯の豆知識