2018年05月19日

学校歯科検診と歯医者さんでの食い違いが起こるわけ

学校での歯科健康診断で「むし歯がある」と言われたのに、実際に歯科医院を受診してみると、「むし歯ではないですよ」と言われるというのは、よく聞かれる相談です。ただ、それで学校歯科医の先生がいい加減な診断をされているとは思わないで下さい。
というのも、学校での歯科健康診断は、限られた時間で多数の生徒を診るために、1人1分程度しかかけられません。それに、設備の関係から、エアーをかけて歯の表面から唾液を除いたり、汚れを清掃してから詳しく見ることもできませんし、レントゲンも撮れません。給食を食べた後などに検査を受けたとすると、食べかすをむし歯と見間違えてしまうこともあります。
では、学校でなぜ歯科健康診断をするのかというと、それは疑わしい所見のあるお子さんを歯科医院につなぐためです。あやしいな、と思ったらすみやかに歯科医院で精査してもらう。そうすることで、その子の抱える歯科的な問題(むし歯や歯肉炎、歯並びなど)に早期に対応できるのです。いわばスクリーニング(ふるい分け)診査ですね。
加えて、学校での歯科健康診断には、教育的な側面もあります。診査でわかった歯科的な問題を、その子の健康教育に活用するのです。今の学校教育の場では、健康上の課題をもとに、1年間を通して保健指導や保健教育をするようになっています。学校での歯みがき指導もその1つで、学校は健康面の教育をする場でもあるのです。
一方、歯科医院は医療の場なので、歯科医院での診断では、医療的に精密に診査をします。歯と歯の間の見えにくいところにあるむし歯や、あごの骨の中にある歯科的な問題、例えば歯の数が少ないとか腫瘍ができているとかなどは、レントゲンを撮ってみないとわかりません。
これらは手遅れになっては大変ですので、健康上の問題を管理してもらうために、定期的にかかりつけの歯科医師に診てもらいましょう。何か問題がありそうなら、詳しく検査してもらえるので安心です。
特にお子さんの場合、歯の生え変わりがあったりして、お口の中は刻々と変化していきます。定期的に継続して診てもらうことの大切さは、そこにあります。
今回の受診でお子さんのお口に問題がみつからなかったことは、むしろ喜ぶべきだと思いますよ。今後も受信を続けて、むし歯や歯肉炎のほか、歯並びや噛み合わせなどの成長の様子も診てもらいましょう。
反対に、もし学校歯科検診で「問題なし」だったとしても、歯と歯の間など、見えないところにごく小さなむし歯があるかもしれませんので、定期的に歯科医院でチェックしてもらう必要があります。
歯科医院では予防指導や保健指導もしてくれます。かかりつけの歯医者さんは、お子さんやあなたの健康を守る手伝いをしてくれるベストパートナーなのです。
medical_shika_adult.png




保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

posted by あじでん君 at 15:28| Comment(0) | 歯の豆知識

2018年05月07日

親知らずってなんで抜かなきゃならないの?

親知らずは「智歯」とも呼ばれ、いちばん最後(標準的には18~20歳頃)に生えてくる歯です。しかし現代人のあごの骨格は、食事が柔らかくなるにつれスリム化の傾向にあり、生えてくるスペースが少ないため、親知らずは斜めや水平に骨の中に埋まっていることが多いです。
その場合、様々なトラブルの原因になりかねないので、歯科医師は主に次の2つの理由から、痛みなどの症状がなくても早めの抜歯をすすめます。もちろん、親知らずが上下の歯が噛み合っているなら、抜く必要がない場合もあります。

@ 前方の歯をむし歯にさせない
親知らずを抜歯するもっとも大きな理由は、親知らずのせいで前方の大事な歯がむし歯になり、失われるのを防ぐためです。親知らずが埋まって前方の葉に引っかかっている場合、その間に食片や汚れがたまりむし歯になりやすくなります。
親知らずの前方の歯のむし歯は、歯の根の深い位置にできるため治療が困難。なので、痛くなれば抜くしかなくなるのです。
親知らずを早めに抜歯しておけば、これを予防できます。

A 周囲の歯を歯周病から守る
親知らずは顔を部分的に出して半分埋まっている状態が多いのですが、そうすると歯周ポケットができて、周囲の歯ぐきや骨に炎症が起きやすくなります。歯周ポケットに汚れがたまって感染すると、歯周炎を起こして歯ぐきに痛みや腫れが出て、ひどい時は顔まで腫れることもあります。
これは抗生剤を服用することでおさまりますが、症状を繰り返すことが多くなり、抜歯する以外に根本的な治療法はありません。また、炎症が長期間に及ぶと周囲の骨を溶かし、前方の根に、歯周炎などの悪影響を及ぼすこともあります。
また、まれですが親知らずにより、前方の歯が外側や内側に倒れて歯並びや噛み合わせが悪くなることもあります。

歯科医院で親知らずの抜歯をすすめられた時、「痛くもないのになぜ抜かなければならないの?」と疑問に思うのも無理ないでしょう。でも歯科医師は、レントゲン写真を見て「親知らずが埋まって前方の葉に引っかかっている。早めに抜いてしまわないと将来この患者さんの大事な前方の歯が失われてしまう」といったことを考え、手遅れになる前に抜歯を提案しているのです。
なお、親知らずの抜歯は、術式が困難であったり、術後の痛みや腫れがひどくなることが予測されるので、口腔外科の研修を積んだ歯科医院を受診されるか、病院の口腔外科を紹介してもらうのが望ましいでしょう。抜歯の必要性と、治療で予期されることを納得できるまで説明を受けたうえでお決めください。
ha_oyashirazu_character_bad.png




保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

日進市赤池町のあじおか歯科クリニックへ
日進市、名古屋市天白区、緑区、瑞穂区、名東区、豊田市、長久手市、三好市、東郷町からも患者さんがお見えになってます。

住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
TEL : 052-806-1100

皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

posted by あじでん君 at 20:59| Comment(0) | 歯の豆知識