2017年10月27日

ミュータンス連鎖球菌

乳歯が生え始めてから、1歳前後でミュータンス連鎖球菌が定着を始め、乳歯の数が増えるのに伴い検出率も増加します。特に、乳歯の奥歯が生え始める1歳4ヶ月を過ぎる頃には検出率が急増します。19ヶ月(1歳7ヶ月)から31ヶ月(2歳7ヶ月)の時期は、まるで窓を開け放ったかのようにむし歯菌に観戦しやすいことから、「感染の窓」と言われています。
3歳児の約60%にミュータンス連鎖球菌の定着がみられますが、この時期に定着しやすい理由として、
@ 乳歯の萌出数が増えることで菌の付着する面積が増加すること
A 複雑な形の小窩裂溝を持つ乳臼歯が生えるため菌が定着しやすくなること
B 離乳食から普通食への移行によって、不溶性グルカン(歯の表面につくられるネバネバ物質)を生成するための糖分が供給されやすくなること
C 低年齢児の口の中の常在菌の種類が成人に比べて少ないこと
などが挙げられます。
すなわち、ミュータンス連鎖球菌の感染と歯の発育や口腔機能の発達とは深く関わっています。ここで注意したいのは、口の中に常在するミュータンス連鎖球菌の量が重要だということです。検出されても、量的に少なければ問題にはなりませんが、量的に多い場合は、当然むし歯ができやすくなります。ミュータンス連鎖球菌は、保護者からの感染により子どもの口の中に定着するため、量的な問題を解決するには、保育者自身の口腔環境に注意を払うことが必要です。

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保険診療/ 入れ歯・義歯/ 歯周病/ 口腔外科/ 小児矯正/ 矯正歯科/ 小児歯科/ 噛み合わせ/予防歯科/ 歯科検診/ インプラント/ 美容診療/ ホワイトニング/ 顎関節症/ 無痛治療/クリーニング なら

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住所:〒470-0126 愛知県日進市赤池町屋下351-1
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皆様のご来院をスタッフ一同、明るく元気よくお待ちしています。

posted by あじでん君 at 13:53| Comment(0) | 歯の豆知識

2017年10月20日

バイオフィルム

むし歯は、主にミュータンスレンサ球菌による感染症と言えます。そして、ミュータンスレンサ球菌がたくさん口の中にいると、食べ物のなかに含まれている糖分を栄養源に酸をつくり出し、その結果、硬い組織であるエナメル質が溶けてしまいます。
歯の表面に付着した歯垢(デンタルプラーク)は、単なる食べかすではありません。歯垢は、むし歯の原因菌が糖分をもとにつくり出すネバネバ物質であり、細菌の集まりです。この段階であれば歯ブラシによって取り除くことができますが、時間の経過とともに、歯垢はバイオフィルムへと変わっていきます。バイオフィルムとは、さまざまな細菌がすみつき、1つの都市を形成するかのように、巧みに細菌同士がネットワークをつくり上げた細菌の集合体です。
バイオフィルムは、抗菌薬やフッ化物などのむし歯予防に関連した薬をはねのけてしまうほどの強力なものです。バイオフィルムで覆われた歯の表面は、糖分を栄養源にしてつくり出された強い酸で溶け出してしまいます。さらに、バイオフィルムは歯ブラシだけで取り除くことはできません。歯磨剤に含まれる研磨剤がバイオフィルムの除去に効果があると言われていますが、低年齢児では歯磨剤を用いない「から磨き」が推奨されています。小児では、まず歯みがき習慣づくりが大切であり、みがき残しをつくらないためには保護者による仕上げみがきが重要になります。そして、歯垢の段階でしっかり取り除くことができれば、バイオフィルムの形成には至りません。
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posted by あじでん君 at 13:54| Comment(0) | 歯の豆知識

2017年10月13日

歯周病って?

歯周病の原因は、口の中に棲む歯周病菌。歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が引き起こす炎症によって歯ぐきが腫れ、歯を支えるセメント質、歯槽骨や歯根膜が破壊されて、ついには支えを失った歯が抜けてしまうという怖い病気です。
歯周病菌はお口のなかの常在菌で、先住者として外から入ってくる他所者の菌を寄せ付けないような役割も果たしつつ、ふだんは人間と共生しています。ところが、みがき残しなどのために細菌のかたまりであるプラークがお口に溜まって成熟すると、歯周病菌はパワーアップし、共生のバランスが崩れて炎症を引き起こし、歯を支える歯周組織を破壊してしまうのです。また、いったん破壊されてしまうと回復させるのが難しい点でも、大変やっかいです。
歯周病の進行を止めるには、歯周病菌を減らして炎症をなくすのが一番。細菌の塊であるプラークを歯面や歯周ポケットの中から徹底的に取り除きます。歯面の掃除なら、歯みがき、PMTC、スケーリングで。また、歯周ポケットの奥の掃除ならルートプレーニングやデブライドメントで。歯周病の進行度にあった除去法が選択され、用いられています。
もちろん歯周病の進行具合によって治療方法が違うのはもちろんですが、人それぞれによって生活環境や食生活など同じものはありませんのでと治療方針も違ってきます。まずは歯科医院にてお口の中の状態を確認させてもらうことが一番です。何か心当たりや、不安に思うことがあれば早めの来院をオススメします。
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posted by あじでん君 at 14:34| Comment(0) | 歯の豆知識